Mastodonの外観をTwitterに近づける方法(超初歩的)

最近、しばしばツイッターからマストドンへ移住してくる人を見かけます。理由は人それぞれですが、移住したばかりの方を見ていると、ツイッターと似ているようで似ていない、マストドン独特の仕組みや外見に戸惑うことも多いようです。(というか自分がそうでした)

なので、さしあたり「マストドンをなるべくツイッターと同じような感覚で使うにはどうすればいいか」を自分なりに解説してみよう、と思いました。

まず、マストドンは(Web上では)タイムラインを自動更新する設定がデフォルトになっています。(かつてはツイッターにもUser StreamsというAPIで実装されていた機能ですが、現在では停止されています)
リロードが不要であるため、常に新しい投稿が自動取得され、非常に流速の早いタイムラインが出来上がりやすい、という特徴を持ちます。

これはマストドンの持つ、ツイッターとは違う特色の一つですが、同時に次から次へと新しい投稿が流れてくるため、自分のペースでタイムラインを追いづらい、という部分もあります。

しかし、マストドンにはこのタイムラインの自動更新をオフにする機能があります。具体的には、

1. アカウント設定

2. ユーザー設定

3. 「外観」タブ

4.「アニメーションとアクセシビリティー」欄の「手動更新モード」項目をチェックする

という手順で、タイムラインの自動更新をオフにすることが出来ます。

また、マストドンにはじめて登録した人が最初に戸惑うものに、マルチカラムスタイルのUIもあるのではないかと思います。(ホーム/通知/ローカルタイムライン等と,複数のカラムに分かれている状態)

これについてもタイムラインの自動更新と同様に変更することが出来ます。上記と同じく「アカウント設定」から「外観」タブへ辿っていき、「上級者向けUIを有効にする」項目のチェックを外します。

上記2つの項目、「手動更新モード」のオン「上級者向けUI」のオフ、を設定することで、比較的ツイッターに近い外観と使用感が再現できるのではないかと思います。

追記
現在のMastodon v3.3.0では、初期設定では「上級者向けUI」はオフになっているそうです。なので、逆に「マルチカラムUIにする方法」として活用(?)してみてください

恐らく、マストドンを普通に使いこなしている人にはまったく需要のない記事かとは思いますが、一応、誰にでもサーバーの門戸を開いておきたいという考えから、これくらい初歩的な手順を開設している記事が1つくらいあってもいいのではないかな、と思い書いてみました。

(Webではなくアプリからマストドンを見ている方については、アプリごとに設定が細かく異なるので、ここでは説明しません)

Twiddonはどのようなサーバーなのか

Twiddonの使い方については、基本的に登録してくれたユーザーの皆さんそれぞれに委ねたいと思っています。

多くのマストドンサーバーにはローカルタイムライン、LTLが存在することで、サーバーそれぞれがある程度独立したコミュニティを形成しやすい構造になっているかと思います。一定の人数が集まっているサーバーでは、ほとんどの場合そのサーバー独特のコミュニティが形成され、それがそのままサーバーの独自色となっている場合が少なくないのではないでしょうか。

私はサーバーを開設するにあたり、不肖ながら、鯖缶としてコミュニティを形成するのではなく、あくまでそれぞれのユーザーの方に場を提供するサーバーでありたい、と考えました。よりひらたくいうと、鯖缶である私を中心したコミュニティは作りたくないなと考えた、とも言えます。

もちろん、鯖缶を中心としたコミュニティのあるサーバーは沢山あると思いますし、それはマストドンが持つ独特の魅力の一つだと思います。現に私がお世話になっているサーバーのいくつかにも、やはり魅力ある鯖缶さんのもとにユーザーが集まり、特色あるコミュニティが作られているサーバーはあります。そしてそれはとても面白く、居心地が良いものです。

ただ、さしあたって自分がマストドンサーバーを運営するにおいては、あくまで「自由につぶやける場所」を提供するだけでありたいと思った、というだけのシンプルな話です。実はサーバーの名前を「Twiddon」としたのも、そのような「無色透明」なサーバーでありたいと思ったからです。Tweet(マストドンではTootですが)できるMastodonだからTwiddon。本当にこれだけの理由でした。

その中で最大限担保したいのはやはり「自由」でした。とはいえ日本の国内法がある限り、何もかもを自由というわけにはいきません。(とくにポルノに関する投稿がそうです)
また、現在の登録ユーザー数からすると、ほかの大きなサーバーと違いLTLの流速もゆったりとしているため、あまり連投をされてしまうと迷惑に感じるユーザーもいるかも知れません。その為、現状の利用規約になっています。

ですがその一方で「出入りの自由」については確保したいと思っています。そのため現在はいくらかの負荷テストやHostdonサポート様への問い合わせを経て、新規登録とアカウント削除機能の常時開放、およびフォローリストのインポートについて上限および鯖缶への事前通告の必要なし、という体制になっています。(負荷テストでは700程度なら問題なく処理することが出来ました)

また、「ユーザーの皆さんそれぞれに委ねたい」というからには、当然、誰にも見られずひっそりと使いたいというスタイルにも応えたいと思っている為、初期フォローアカウントとなっている鯖缶アカウント(@sakasame@twiddon.com)についてはフォロー/リムーブは自由である、ということも時々トゥートしています。

カスタムCSS(UIの配色)などについては鯖缶の好き勝手にしていますが、これについては「これくらいならまあいいかな」という程度の気持ちでやっています。(実際、デフォルトテーマに近い配色のテーマも残しています)

極論を言うと、(実際にそのような方が登録されるかどうかは別にして)鯖缶サカサメのことは嫌いだけどアカウントは作らせて使わせてほしい、という方にも門戸を開いているようなサーバーでありたいのです。小規模サーバーではかなり無理のある理屈ですが、そういう心持ちで運営しています、ということだけ知っておいていただければ、と思います。

Twiddonの管理について

Twiddonはホスティングサービス「Hostdon」にお世話になっているサーバーです。が、ホスティングサービスにおんぶにだっこでは鯖缶としてあまりに進歩がないので、モニターできる範囲で可能な限りサーバー情報を監視(というほど厳密に見ているわけではないけど)しています。

サーバーとオブジェクトストレージの障害ステータスはもちろん、いわばフロントエンドにあたるTwiddonのページそのものへ正常アクセス出来るかどうか。(これは「外形監視」と呼ばれるサービスを用いています)

またSidekiqを随時モニターし、あまり見覚えのないエラーが出ていればjson構文で出力されている引数を見て(「解読」というほうが正しいくらい私には長くて難しいところもありますが)何が起きているのかを確かめる。

基本的に管理者としてやっているのは現在のところこのくらいで、同時に今の自分の知識で出来る限界がこの範囲ということでもあります。

エラーコードが示す中身やSidekiqの引数に用いられるjsonが何なのか。Mastodonが(あくまで言葉の上で、ですが)どのような構造で成り立っているのか、異なるサーバー間がどのような取り決め―Activity Pub―で、どのような内容―Activity Streams―をやりとりをしているのか。このあたりは存外に難儀な内容ではなかったので、「なるほど、“そういうもの”なんだな」と納得すればまだ何とかなる範囲ではありました。

が、そこを離れたより基本的なところになると、逆に「プロトコル」「オブジェクト」といったような、ネットワークに携わる人なら誰でも当たり前に理解しているような語彙ですら自分には理解のハードルが高く、言葉の指し示すだろうところに辿り着くまで何度Google先生の力を借りたかわかりません。

しかし知識欲というか探求心というか、分からないことが分かるようになるのはそれなりに楽しいもので、自分の調子が許す範囲で少しずつ知識を蓄えていければいいなと思っています。

鯖缶としてはまだまだ幼稚園生にも満たないレベルですが、細々としかしじっくりと積み上げていければいいなあ、というのが最近の所信です。

(Twiddonが利用している各種サービスについてはこちらをご覧ください)

ブログ開設

サーバー関連のアナウンスと個人用を兼ねてブログを開きました。 障害/更新情報やその他どうでもいい情報を書いていきます。 PC関係とかゲーム関係も多分書くんじゃないかと思います。 気が向けばFediverseの勉強メモとかもするかも知れません。

よしなに。